<確保です(ネギま! エヴァ&茶々丸?)>
「・・・あのさぁ」
「なんだ」
「暑いんだけど」
「私は暑くない」
「私は暑いんだっつーの!」
どこの独裁者だコラ!
ヒットラーか貴様は!
エヴァの腕を振り払い、抜け出す。
そんな私を睨むように見てくる、齢600歳を越えた幼女。
「クーラーもかかってない部屋で、近づいてくんな!」
「茶々丸」
「はい、マスター」
と、後ろから羽交い絞め。
「ちょっと、茶々丸!?」
「マスターのご命令ですので」
笑ってんだよ顔が!
いつもはそんなにっこりとした笑顔、しないだろうがあんた!
「くくくっ。お前に、茶々丸の行動は阻めまい」
「そのセリフおかしい!おかしいから!」
「さて、茶々丸。そのままでいろよ?」
「はい、マスター」
「無視かよ!?――むぐっ・・・!?」
昼まっからなんてキスしやがりますか、こいつぅ!!??
「・・・んあっ・・・ままま待った!いや待って!むしろ待ってくださいぃぃ!」
「諦めるんだな」
「今何時だと思ってるの!?」
「12時34分52秒です」
お前は時報か!!
「って、そんなとこ触んなーーー!!」
「少し黙れ」
「ぐぅっ!?」
茶々丸に口を塞がれる。
主人の意を良く汲む、素晴らしいメイドですねコンチクショウ!!
「久々の貴様の血、堪能してやろう。ついでに、身体の方もな」
卑猥過ぎてイヤーー!!
それ以前に、昨日もしたわ、こんっ色魔ぁぁ!
<見知らぬ土地へ(GS→ネギま!) 名前変換不可>
↓にあるのは、うちのサイトにあるGS連載夢主とその同居人たちが、ネギま!の世界へと行くお話しです。
なお、連載が終わった後の夢主達ですので、同居人が増えています。(↓以外にもいますが)
原作では敵のキャラが普通に夢主陣営のいますので、それが嫌な方は読まないことをおすすめします。
では、かまわない、という方はスクロールをお願いします。
「ここ、どこだかわかる人」
「・・・・・」
返ってきた無言。
一様に皆、首を横にふり。
笹乃も、やっぱり、とため息を吐いた。
「偵察行ってくるよ」
「1人で大丈夫?」
「任せるじゃん!」
種族名 ハーピー。
笹乃からもらった名前 フィリア。
彼女は腕を広げて翼を広げ、空へと。
それを見届けてから、笹乃は一緒にいる家族へと目を向けた。
「タマモ、メイ、何でこうなったかわかる?」
「どうせ、美神がなんかしたんじゃないの?」
「いや、神魔の最高指導者のほうかもしれないよ?」
「先生!何で拙者には聞いてくれないでござるかーー!」
タマモとメイに問いかければ、シロが泣きながら笹乃に縋りつき。
笹乃はそんなシロを抱きとめ、もう一人の仲間へ。
「愛子、怪我はない?ごめんね、なんだか巻き込んじゃって」
『良いわよ、気にしないで。これも青春だわ♪』
「そっか」
愛子らしい言葉に笑みをこぼし。
そこで、笹乃はある方向へと目を向けた。
同時に、タマモとシロ、メイも。
『笹乃くん?シロちゃんたちもどうしたの?』
「・・・誰かきたみたいだ」
さりげなく愛子達を背に庇うように立ち位置を変えて。
愛子も、その言葉に緊張を浮かばせた。
「笹乃!そこに隠れてる奴らがいるじゃん!」
そこに、偵察にいっていたフィリアも戻ってきた。
フィリアの言葉に、草木をわけて出てきたのは1人の男性。
タバコを吸い、両手をポケットに入れている。
「よくわかったね」
「殺気が出てましたよ?」
「なるほど。で、君達は一体何の用で麻帆良に来たのかな?」
別に戦うつもりもないにもかかわらず、男性は何故か強く警戒していて。
笹乃たちはそれに顔を見合わせ、眉を寄せた。
「麻帆良?」
「・・・誤魔化す気かい?」
「誤魔化すも何も、麻帆良って地名ですか?」
『私、日本の地名全て覚えているけど、麻帆良という市も町も存在しないわよ?』
さすが勉強大好き愛子。
けれど、そのせいで笹乃たちはさらに混乱し。
男性の方も、眉を寄せている。
「・・・麻帆良学園、知らないのかい?」
笹乃たちが愛子を見る。
けれど、さすがの彼女も日本にある学校全てを知っているわけではないようで。
もっとも、その知識が通用するのかわからないが。
「フィリア、そういえば偵察にいったけど、どうだった?」
「それが、ここ一帯が巨大都市みたいなんだよ。学校らしき建物もあったけど、笹乃が通ってる学校とは月とスッポンじゃん」
「六女とも?」
「比べるまでもないね」
う〜ん、と考え込む笹乃たち。
少なくとも、六道女学院以上に大きな学校、というのを笹乃たちは知らない。
何せあそこは訓練場などもあって、かなり大きかったのだ。
それ以上となると、普通なら笹乃たちだって知っていてもおかしくないはず。
「・・・とりあえず、ここの責任者に説明してくれないかな?一応、侵入者は規則として捕らえなくちゃいけないんだけど、君達はなんだかワケありのようだしね」
「・・・じゃあ、すいません。案内お願いしても良いですか?」
「ああ。ついてきてくれるかい?ただし」
そう言って、男性はフィリアへと目を向けた。
「ここには、一般人も多くいてね。そういう姿ではいてほしくないんだ」
「・・・フィリア、お願いできる?」
「・・・・・・」
フィリアは渋々、といった様子で姿を変えた。
鳥の姿へと。
鷹ほどの大きさになったフィリアは、笹乃の肩に停まる。
「ねえ、私たちはこのままでも良いわけ?」
「?君達は人間だろう?」
「違うわよ。私は妖狐で、こっちが人狼、こっちは竜神族だし、机にのってる子は九十九神だもの」
「は・・・・?」
愛子は気づいていたようだが、タマモたち3人には気づかなかったらしい。
というのも、彼女達は余計な争いを避けるために力を抑えているのだ。
タマモはかつて幾国も傾けた、といわれている妖狐。
シロはかつて、人と争っていた人狼族。
メイも悪行を繰り返し、魔族に堕ちる寸前であった神族だ。
人に擬態しなければ、国やらGSに追われ、色々とマズイことになる。
ゆえに、人への擬態力がかなりのもの。
美神クラスでさえ気づかないのだから、彼が気づくはずがない。
とりあえずタマモは子狐の姿になると、笹乃の頭の上へ。
シロも狼姿になり、笹乃が運ぶことに。
メイは蛇になると、それはそれで問題がありそうなので人型で。
「・・・・とりあえず、行こうか」
なんだかふらふらした様子で、男性は歩き出し。
笹乃たちは不思議そうにしながら、その後を追った。
<いらっしゃい(GS→ネギま!) ↑の続き>
最近、新しいお店が街にで来た。
そこには、中性的な少女の店主を初め、綺麗で可愛い店員さんばかり。
売っている物は主にシルバーアクセサリー。
それは、店主が作っているのだとか。
「店主、欲しいものがある」
「これ?それとも、こっち?」
褐色の肌に長い黒髪の少女が、そっと声をかけてきた。
笹乃はそれににっこりと笑顔を返し、ポケットから2つの銃弾を。
一つは純銀の銃弾。
もう一つは、霊力をこめた銃弾。
少女は、霊力をこめた銃弾を指す。
「そっちを10ケース」
「了解。郵送で良いかな?」
「かまわないよ」
「じゃあ、夜10時にフィリアに持っていってもらうから、窓開けておいてね」
「ああ。代金はいつものように振り込んでおくよ」
「了解」
笹乃はそれらをポケットにしまう。
表ではシルバーアクセサリーを扱うこの店は、裏では夜の警備員達への武器販売所でもあった。
特に、店主の霊力がこめられた武器は通常の3倍ほどの威力を持っている。
そのため、依頼は後をたたない。
「笹乃さん」
「刹那、いらっしゃい」
「龍宮も来ていたのか」
「まあね。そろそろ足りなくなってきたからね」
「それで、今日はどういった用事?」
お得意様2もやってきて、笹乃は首を傾げた。
刹那と呼ばれた少女は、自らがつけていた指輪を外す。
それは、彼女の誕生日に笹乃がプレゼントした指輪。
何故か、左手の薬指にはまっている。
「もう、ほとんど霊力ないね」
「はい。なので、込めてもらおうと思いまして」
「・・・・・・・・オッケ。もう平気だよ」
数秒握ったあと、笹乃は笑顔でそれを返す。
少女はそれを嬉しそうに受け取り。
ふと、褐色の肌の少女が意味あり気に自分を見ていることに気がついた。
「なに、真名。その視線」
「いや、別になんでもないさ、店主。では、私はそろそろ帰るとするよ」
「では、私も失礼します」
「あ、うん。また来てね」
「そうだね。久しぶりにのんびりお茶でもしようか」
「今度の定休日に来ますので」
「楽しみにしてる」
出て行く2人の少女を手を振りながら見送り。
それと同時に頭に乗ってくる子狐を撫でながら、笹乃は首を傾げた。
「どうしたんだい?」
「・・・・いや、なんでもないよメイ。お客さんもいったんはけたし、そろそろ昼食にしようか」
「賛成でござる!」
「あたいもおなか減ったじゃん」
そんな、平日の店内風景。
<なんだか、何が書きたいのかわからないものになってしまった・・・(凹>
ブラウザバックでお戻りください。
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