【フォロー?】































 複数ある赤紫の鬱血痕にため息をつきながら、制服を着てリビングへ下りました。

 そこにはすでに茶々丸さんがいて、朝食を作ってくれています。


「おはようです、茶々丸さん」

「おはようござます、夕映さん。マスターは・・・」

「いつものように放置してきました」


 茶々丸さんは頷き、2階へとあがっていきます。


 何故私が起こさないのかというと、以前起こした時、低血圧のくせに朝っぱらから襲われたことがあるからです。

 さすがに、そんな理由で学校に遅刻、及び休む、というのはどうなのかと思うです。

 茶々丸さんからも、その理由は認められません、と言われてしまいましたし。

 なので、それ以来エヴァさんを放置することにしました。

 もともと、エヴァさんは茶々丸さんが起こしていたようですし。


 少しすると、茶々丸さんを伴ってエヴァさんが下りてきます。

 かなり眠そうですね。


「おはよう、夕映」

「おはようです、エヴァさん」


 挨拶を交わした後は、朝食を食べて学校へと向かいます。

 今日から新学期。

 そう、英雄の子供が担任としてやってくる日です。


 馬鹿でなければ良いのですが・・・。


 途中で合流したのどか達と一緒に、久しぶりの教室へ。


 新任の先生が来ることは、いいんちょさんから先ほど皆さんに伝えられました。

 春日さんや鳴滝姉妹がそれを聞いて、トラップを仕掛けています。

 いつものことなので、止めたりはしません。

 黒板消しやら吸盤のついた矢やら、内容は可愛いものですから。


 のどか達と話しをしながら時間を潰していると、2つの気配が段々教室に近づいてきました。

 私やエヴァさん、茶々丸さんに刹那さん、真名さんは顔を見合わせて出入り口を一瞥します。

 チャイムがなり、席に着くとノックがされて、10歳前後の、履歴書に載っていた少年が入ってきました。

 その後ろには、しずな先生もいます。


 ですが。


「は?今、浮いた・・・?」


 舌打ちをしたくなりました。


「おい、綾瀬。今、黒板消し浮かなかったか?」

「そうですか?私には見えなかったですが」


 席が隣、お互いに騒ぐタイプではないというのもあり、千雨さんと一番仲が良いのは私だったりします。

 彼女もそれを自覚しているのでしょう、素で私に問いかけてきました。

 もちろん、魔法の秘匿を理解している私は否定しましたが。


 千雨さんは、たまにいる、認識阻害が効かない人です。

 ゆえに、他の人は無意識に意識から外れますが、彼女のような人はそうなりません。

 おかしいことはおかしいと、気づいてしまうのです。

 といっても、その認識阻害も限度が過ぎれば意味のないものになりますが、あれくらいは限度内です。


 それはともかく、千雨さんは小さい頃からそのせいで、周りから嘘つき呼ばわりされ、疎外されていた過去があると聞きました。

 そんな彼女に、本当はこんな嘘をつきたくはないのですが・・・。

 ですが、先日改めて、最低限で良いからとフォローを頼まれてしまいましたからね・・・。


 ゆるい彼に、内心舌打ちしてしまいます。


「そうか・・・」

「見間違いかもしれません。あまり気にすることはないと思うですよ」

「そうするよ」


 他のトラップを壮大に受けているその姿を見て、千雨さんも見間違いだと思ってくれたみたいです。

 ホッと安堵。


 それにしても、初っ端からやってくれますね。

 どういうつもりなのでしょうか。

 幸先悪いです。


 自己紹介をして、そんな彼に群がるクラスメイトたちを見ながら私は裏の人達と顔を見合わせ、ため息をつきました。


 英語を教える、と言う前に【まほ・・・】といいましたよ?

 彼は、一般人に魔法を教えにきたんですか?

 だったら帰れといいたいです。

 途中参入の私ですら、秘匿を徹底しているというのに。

 ましてや、悪事を働く魔法使いでさえ、秘匿をちゃんと守っているんですよ?

 ということは、彼はそんな魔法使い達よりも魔法使いとしてのあり方が下、ということでしょうか?


 彼はアレですね。

 頭が良いくせにバカ、の典型です。

 それも、悪い方のバカ。


 そんな彼を、フォロー、するんですか?

 気が進まないです。

 それでなくとも、私はやりたいことがたくさんあるのですから。


 ため息をついて、授業そっちのけでケンカしている明日菜さんといいんちょさんを見ていました。


 時は流れ。


 ありえないです。

 ええ、本当に。


 私は今日何度、ため息をついたでしょうか。

 彼と、彼を引きずっていった明日菜さんの消えた先に視線を向けながら、そんな下らないことを思いました。

 というのも、授業の終わった放課後。

 私とのどかの2人で、高等部の本を中等部の図書室へと移していたのですが、のどかが階段で足を滑らせてしまって。

 私が咄嗟的にのどかの腕を引いたのですが、私自身が階段から落ちてしまい。

 そんな私を助けたのが、新任の彼だったのです。


 魔法を使ってで、ですが。


「ゆ、夕映、今浮いてた、よね・・・?」

「びっくりです」


 おずおずと近づいてきたのどかに、立ち上がりながら曖昧な賛同を。

 それにハッとしたように、のどかは慌てて私の身体を触り始めました。

 怪我がないかを調べているのでしょう。


 怪我がないことを確認した後、ホッとしたようにため息をついて。


「それにしても、ネギ先生って何者なんだろう・・・?」

「そう、ですね・・・」


 さすがの認識阻害も、人が数秒浮いた状態のままでいれば意味のないものになります。

 のどかもバッチリ見ていました。


 彼は馬鹿ですか?


 助けられた私がいう言葉ではないかもしれません。

 ですが、怪我がないように受身をとろうとしていた身としては、余計なお世話です。


「・・・・・・・はあ」


 彼の魔力と明日菜さんの悲鳴を聞いて、自然と大きな。

 大きな、ため息を吐きました。


 とりあえず私たちは落ちている本を拾って図書室へと運び。

 整理するのは、この後歓迎会もありますから、明日ということで。

 私たちは教室に戻り、彼が来るのを待ちました。


「おい、夕映」

「はい。少し外します、のどか、パル」


 何故か寂しそうに頷くのどかを気にしつつ、エヴァさんのもとへ。

 用件はきっと彼のことでしょう。


「2回ほど魔力を感じたが、あのぼーやか?」

「はい。階段から落ちた私を助けようとしたので一度、それを見た明日菜さんに連れて行かれた場所で、2度目の魔力行使を行ったようです」

「落ちた、といいましたが、怪我は・・・」

「大丈夫です」


 茶々丸さんの心配そうな問いに頷いて返すと、エヴァさんも一緒にホッとしたような息を吐きます。

 それを見ていると嬉しくなりますね。

 たとえ、エヴァさんとの修行時に負う怪我のほうが重傷なのに何故、と頭の隅で思っていても。


「・・・ちょっと良いかい?」

「はい、なんでしょう真名さん」

「もしかして、神楽坂さんにバレたんじゃないのかい?」


 近づいてきた真名さんの言葉に、エヴァさんと茶々丸さんが弾かれるように私を見ました。

 隠す気もないので、私は素直に頷きます。


「その可能性は限りなく高いです。・・・それと、のどかも彼が魔法を使ったところを見ていましたので、訝しく思っているようです」

「・・・・・・・はあ・・・」


 先ほどの私と同じような大きなため息を、エヴァさんと真名さんが吐きます。

 どことなく茶々丸さんも、呆れた顔をしていますね。


「呆れてものもいえんな」

「同感です」

「1日目ですでに2人、か・・・。1ヶ月後には、クラス全員が知っているんじゃないのかい?」

「なんの話しですか?」


 そこに、不思議そうな顔をした刹那さんが。

 真名さんが刹那さんに肩をすくめ。


「どうやら、彼が魔法を使ったところを宮崎さんと神楽坂さんが見たらしい」


 ビキリと固まってしまう刹那さん。

 それから、妙に錆付いた機械のような動きで私に視線を向けてきます。

 それはきっと確認なのでしょう、私はそれに頷いて返しました。


「・・・この先、大丈夫だと思いますか?」

「「無理だろう」」

「「無理だと思います」」


 エヴァさんと真名さん。

 私と茶々丸さんの声が重なりました。

 問いかけた刹那さん自身そう思っているのでしょう、重い何かを背負ってため息を吐き。

 私はとりあえず、のどかとパルのもとへ戻るのでした。


 前途多難ですね。


 あ、もちろん、助けてもらったお礼は言わせていただきました。

 方法がどうであれ。

 助けてもらう必要がなかったといえ、助けようとしてくださったのは事実ですので。

























「・・・今、あいつがくしゃみした時、一瞬で神楽坂の服脱げなかったか?」


 訝しげに、私を横目で見ながら確認してくる千雨さん。

 なんと答えたら良いのでしょうか・・・。


「すみません、私は教科書をみていたので」

「・・・変なこと言ったな。ありえねーし、黒板消しが浮いたりとか、服が脱げたりとか・・・」


 千雨さんは小さくそう呟いて、自嘲しました。

 そんな彼女を見ていると、胸が痛みます。


「・・・次はちゃんと見ておきますので」


 言外に、あなたの言うことを信じます、と告げて。

 千雨さんはそれを理解し、小さな苦笑を返してくれました。


「信じる必要ねーぞ?」

「千雨さんは嘘をつかないです」

「・・・・・・ありがとうよ」


 そっぽを向いた千雨さんに事実です、と返して。


 だって、それは本当に事実ですから。

 千雨さんが自嘲する必要などないのです。

 そう、悪いのは彼なのですから。


 とりあえず、彼を射殺さんばかりに睨みつけている明日菜さんに着替えるように言って。

 私は教室をさり気なく見渡します。

 もしかすれば、千雨さん以外にも気づいた人がいるかもしれませんから。

 これくらいでしたら認識阻害が働くと思いますが、用心に越したことはありません。


 ・・・のどかが、明日菜さんと彼を交互に見ていますね。

 彼が普通ではないと思っているみたいですから、そのせいで認識阻害が効き辛いのでしょう。


 困ったことになりました。

 ええ、本当に・・・。


 その後、一応明日菜さんはジャージに着替えて、授業は続けられました。

 まあ、彼はずっと睨まれていましたが、自業自得です。

 周りが女子ばかりとはいえ、下着姿にされたわけですから。


 お昼休み、私は裏を知る人達と教室で昼食を食べていました。

 のどかは本を借りにいっていて、パルは漫画研究会の方でいないので。


「まったく、ネギ先生には困ったものだな」

「ああ。最悪、お嬢様に魔法のことがバレてしまう」

「ふん。あんなの、時間の問題だろ。もしかしたら、明日にはもうバレるんじゃないのか?」

「バラすつもりなのかもしれないです」


 真名さんと刹那さんの呟きにそう返すと、2人だけではなくエヴァさんと茶々丸さんも私を見てきました。

 どういうことだ、とみなさんが目で訴えてきます。

 特に刹那さんの目が尋常じゃないです。


「考えてもみてください。普通、木乃香に魔法がバレたくないのなら、彼をできるだけ遠くにおくはずです。にも関わらず同室にしている。

 ということは、学園長は木乃香への魔法秘匿を、私達が思うほど厳守していない、ということです。

 部屋など、高畑先生の部屋に住まわせれば問題などありはしないのですから。子供1人増えたくらいで暮らせなくなるほど、部屋は狭くないはずです。それに、他の先生と住まわせることもできるのですから。

 可能性は低いですが、彼が魔法使いだから木乃香の護衛のために同室にした、ということもあるかもしれませんが、たった9歳の子供に護衛が勤まるとも思えません」


 悩むように黙るみなさん。


 ですが、そうでなければ学園長の行動はおかしいのです。

 もしここまでしておいて木乃香に魔法がバレてほしくない、などと思っているのだとしたら、よほどのキチガイです。

 高畑先生が忙しくて彼1人で暮らすことになる、というのであれば、他の部屋に同居させれば良いのです。

 何も、木乃香の部屋でなくても良いはずです。


 まさに、言行不一致も甚だしい。


「まあ、私の意見をいわせていただければ、木乃香に対しての魔法秘匿はどうかと思いますが」

「どういうことだ?夕映」

「木乃香の魔力は、かの英雄をも凌ぐとまでいわれています。当然、それを狙ってくる輩もいます。だからこそ、刹那さん、あなたが護衛として一緒にいるんですよね?」

「ああ」

「ですが、これから先もあなたよりも弱い者が来る、という保障はありません。そうなった場合、今の何も知らない木乃香では無防備すぎます」

「確かにな。自衛どころか、自分が狙われていることすら知らん近衛木乃香など、少し手馴れであればあっという間に攫えるぞ」


 私の言葉にエヴァさんが同意し、刹那さんは俯いてしまいます。


「・・・どのような敵が来ても――!」

「私が倒す、などと甘えたことを言うなよ?貴様よりも強い奴は、この世に五万といるんだ。事実、貴様よりも夕映のほうが強い」

「そうですね。楽勝とは言いませんが、最終的に勝つことはできると思うです」


 エヴァさんの言葉に頷けば、刹那さんは驚いたように。

 信じられない、とでもいうように私を見ました。

 ただ、真名さんは当然、とでもいうように驚くことなくパンを食べているですが。


 刹那さんは手を、白くなるほど強く握りしめて。

 私その手の上に、自分の手を重ねて宥めます。


「それはともかく、木乃香は魔法のこと、自分のことを知る必要があるです。何とかなるだろう、なんて愚考、戦場では何の役にもたちません」

「だからといって、人様の家のことだからね。私達がどうにかできる問題でもないだろう?」

「はい。残念ながら」


 ここでなにを言っても、事実無意味です。

 ですが、刹那さんだけでも理解しているだけでもずいぶん違います。


 その時、教室に彼が明日菜さんの名前を呼びながら入ってきました。

 出来たって、何が出来たのでしょう?

 アレとはなんですか?


「・・・ホレ薬、と聞こえたけどね」


 真名さんが片目をつぶりながら教えてくれま―――。


「・・・マジですか?」

「ああ」


 私たちの空気が固まりました。


 ・・・彼は、本当になにを考えてるのでしょう?

 ホレ薬はれっきとした違法薬ですよ?

 オコジョになりたいんですか?

 だというのなら、私がフォローする必要はまったくありませんね。

 むしろ、もう国へ帰れ、です。


「・・・神楽坂明日菜に渡そうとしているな」

「何故、神楽坂さんに・・・?」

「さっきの授業でのご機嫌取りじゃないのかい?」


 エヴァさん達の言葉を聞き、私はすぐに立ち上がって彼女達のもとへと。

 と、明日菜さんが彼の手からフラスコを奪い取り、蓋を開けて。

 ですが、それよりも先に私はそれを奪い取りました。

 オコジョになりたいようですが、無関係な人が被害にあうのは避けなければいけませんから。


「あれ?」

「へ?」


 私はホレ薬の蓋をあけ、臭いを嗅ぎます。

 嗅いだところで、ホレ薬など作ったこともないのでわからないのですが。


「綾瀬、さん・・・?」

「え?あれ?」


 困惑した様子の明日菜さんと彼を一瞥。

 そのまま何もいわずに明日菜さんの手から蓋を取って閉め、エヴァさん達のもとへと戻るために踵を返しました。


「あ!ちょっと待ってください!それはアスナさんに!!」

「違法薬など明日菜さんに渡して、なにに使うつもりです?」

「え?」

「違法薬って・・・?」


 きょとん、とした彼と首を傾げる明日菜さん。

 明日菜さんはともかく、あなたがその反応はおかしいのです。


 呆れてため息をつきながら、今度こそエヴァさん達のところへ。


「悪い意味での自由人だね、ネギ先生は」

「何故私がこんなことを・・・(ぶつぶつ」

「お、落ち着け、夕映っ」

「夕映さん、紅茶をおいれしました」


 ハッ、思わずトリップしてしまったです。

 何たる不覚。


「はん、魔法薬で惚れられても虚しいだけだろうが。所詮、偽りの恋心でしかないんだからな」

「人それぞれじゃないかい?それでも両想いになりたい、と思う人だっているだろうからね」


 恋をしたことがないので、エヴァさんと真名さんの言葉に何も返せませんが。

 ですが、確かに作られたもので満足できるはずがありません。

 私も、みなさんとの関係が作られた、偽りのものだとしたら悲しいですから。


「あ、あの!あの薬、返してください!!」

「なんだかよくわからないけど、こいつが作ったんだからこいつのものじゃないの?」


 明日菜さん、違法魔法薬を作っておいて、作った者の物だから返せ、は通りませんよ。


「大丈夫です。学園長にしっかり渡しておきますので、御安心を」

「うえ!?」

「学園長?何で学園長なのよ」

「子供先生の上司は、学園長ですから」


 あの人は関東魔法協会のトップですから、報告するのは当然です。

 雇った上司、というのもありますしね。

 部下の不始末は上司の責任です。


「だからって、ただこんな使えるかどうかもわからないモノ作っただけで・・・」

「馬鹿か、神楽坂明日菜。成功したかどうかなど、問題じゃない。作ったことが問題なんだよ」

「な、なによーーー!」

「あわわわ!喧嘩は駄目ですよー!!」


 はあ・・・。

 エヴァさん、喧嘩を売らないでください。

 おっしゃっていることは正論ですが。

 というか、明日菜さん、子供先生。

 今の会話で、私達が魔法関係者だと気づくべきですよ?


 え?

 自分たちが関係者だと言わないのか?

 申し訳ありませんが、彼と深く関わるつもりは毛頭ないので。

 何より、秘匿意識の低い彼では、魔法を使うときのようにポロッと一般人に私たちのことをこぼしかねません。

 私たちは、彼とは違って秘匿していますので、その可能性を無視してアホみたいにバラす気は無いのですよ。

 って、誰に言ってるですか?


 ちなみにホレ薬は、学園長が高額で買い取ってくれました。

 ちゃんとフォローをしたんですから、給金をもらうのは当然です。

 本当なら無視したいところを、のどか達に被害がいくのを危惧して対応したですから。

 私は、自分の労働や時間、もちろん命も安売りしたりはしないです。


 夜、私はエヴァさん達や友人を誘って、一緒に超包子で外食をしました。

 子供先生はその頃、学園長に注意されていたそうです。

 まあ、彼がホレ薬なんて作らなければ、余計な出費をしなくても良かったですからね。


「せっちゃん、これ美味しいえー!ほら、あーん!」

「けけけけっこうです!」

「喜んでいるようなので、もっとやっちゃってください」

「もちろんや!」

「夕映!お嬢様!!///」


「夕映さん、本当にいいの?」

「はい、あぶく銭ですから」

「裕奈、亜子、アキラ!杏仁美味しいよー♪」

「美味しいけど、体重が・・・っ」

「今は禁句や!」


「綾瀬、何で私を誘ったんだ?」

「友人だからです」

「・・・そうかよ///」


「騒がしいやつらだ」

「そのわりに笑っていますが、マスター」

「ううるさいっ」

「ふふっ、素直じゃないね、マクダウェルさんは。夕映がいるから、かな?」

「だっ黙れ!///」

「何故顔が赤いですか?」

「お前が気にすることじゃない!!///」


「拙者も良かったんでござるか?」

「いつもお世話になってるですから」

「それは拙者とて同じでござるが、そういうことならば♪」

「ゆえ吉太っ腹ー!!」

「ありがとうございます!」

「いえ。それより、ゆえ吉いうなです」


「リーダー、ずるいアル・・・」

「雇い主の許可があるのでしたら、古さんもどうぞ」

「本当アルか!?」

「はい」

「やったー!!さっすがリーダーアル!!」


 それぞれ皆さんと話しをして、楽しく過ごさせてもらいました。

 たまにはこういうのも良いですね。


















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